2012年8月7日火曜日

ホースキャンプ in 山口

 この事業はmudef の支援を受けて行われました
8月3、4日、山口県立大津緑洋高校(日置農業高校)馬クラブの高校生たちのサポートで、地元の児童養護施設のこどもたちのためのホースキャンプが行われ、講師として参加してきました。
こども4人と高校生6人、馬クラブのポニー、“クッキー”、そして馬クラブ熱血顧問と施設職員と共に、妙見山での暑く楽しい2日間を過ごしました。

 
ホースキャンプが開催された山口県長門市にある妙見山展望公園
馬とのキャンプにはもってこいの青草が生えています。


こどもたちにとっては、馬と一緒の初めてだらけのキャンプになりました。





 
明るいうちにテント設営。
こどもたちも率先して手伝ってくれました。 
暑さの和らぐ夜の馬輸送
クッキーは″こんな夜にどこへ?私だけかい?″
と、何度も嘶いてました。

キャンプ場に着く頃にはすっかり日暮れ時に。

暗がりの中、みんなで一緒に歩きました。
これも初めてのこと。



 
クッキーが一頭で寂しいかと、4人がクッキーの横で一夜を過ごしました。
目を閉じても、クッキーが草を食んだり、鼻を鳴らしたり、ボロをしたり、
静かな山の中でいろいろな音が聞こえ、クッキー漬けの夜。










    
朝5時過ぎ
山と海に囲まれた長門の朝は静かで美しい。
そろそろみんな起きてくるかな・・・
朝食も馬と一緒
朝食後は子どもたちと馬のセッションスタート。
自分で馬に無口頭絡をかけて、遊歩道を一周散歩してくること。
ふだんは高校生のお兄さん、お姉さんがそばにいて手助けしてくれるけど、今回は一人でチャレンジ。

 
見ていると簡単にできそうなのに、無口をかけることがこんなに難しいなんて・・・ 正しい道具の使い方、自分の立ち位置、身体の使い方、そして思い切り。
たくさんの要素が含まれています。

    
   
道草食われないように気をつけて! 













4人のこどもたちはみないつもよりずっと真剣な顔をして取り組んでいた様子。一人で馬をひいて戻ってきたときには、ほっとして、そしてやりきったという、とてもいい表情をしていました。




    
最後はみんなで展望台まで上りました。
  
展望台からの絶景!


たった2日でしたが、参加したこどもたちは馬との経験を通して達成感を味わい、また、馬を尊重し、思いやる気持ちが育まれました。 楽しい夏休みの思い出となりますように。

 
クッキーとの別れを惜しむこどもたち
馬クラブの熱血顧問の先生と馬好きで一生懸命な高校生のさらなる活躍を期待しています!